公益財団法人愛媛県消防協会

 おしらせ 

野村高等学校への消防団PR訪問
2021/12/07 普及啓発活動
令和3年12月3日(金)愛媛県立野村高等学校 11:05~12:00
 
避難訓練(地震想定)に合わせ、全校生徒約180人を対象に実施しました。
まず、本日の避難訓練の講評です。大地震の初動で大切なことは、退路を確保(窓を全開する)こと。
また、学校は吊り天井が多いので、スクールバックなどで頭を守って避難することです。
地震は火災と異なり進行性ではないため、やみくもに避難せず、安全を確認して退避するように言われました。
「地震の第一波から命を守って確実に避難すること」
次に消防団の紹介です。廣瀬団長より、「平成30年豪雨では地域力・団結力を西予市消防団から感じた。
住んでいるところで、地域のために活動して欲しい。まず、大切なことは自分の命は自分で守る。
災害の対応・対策の準備(消化器・避難場所の確認)をし、被害を最小限に抑えること、今日の体験で地域の安全について
考えるきっかけになると幸いです」とありました。
続いて野村分団第3部の亀岡部長から、消防団活動の詳細について説明がありました。
野村分団には女性団員はいないが、西予市全体だといるし、大学生団員もいる。
みなさんがよく知っている消防署があるのに、どうして消防団が必要なのか?
それは「細かいところまで行き届くこと」
ここでシンキングタイム。団の活動について仲間と話し合いをしましょう!その後、指名された子から回答がありました。
亀岡部長から、主なものは「消火」「救助」「火災予防」とあり、消火活動は平成29年の予子林や、野焼きからの火災、具体例を挙げて説明。
また、花火大会で警戒活動をしたり、行方不明者の捜索活動にも携わります。
避難準備は、記憶に新しい平成30年豪雨では、浸水しないよう呼びかけを行いました。
団の強みは、
●人数の多さ「要員動員力」
●教育訓練を受けて現場活動する「即時対応力」
●地域に根付いている「地域密着性」

笑いを交えながら説明をされ、少しでも理解して興味を持ってもらえたら幸いですと締めくくり。
その後、生徒から感想を頂きました。
「消火活動を実際にみたことがあり、かっこよかった。将来、どこに住むのかわからないがその姿を見て入団したいと思った」と模範解答&大拍手!
生徒会長から、団員へお礼の言葉です。「南海トラフも起こると言われ、今日の避難訓練を行った。自分の身を守る行動ができるよう心がけたい」とありました。
校長から、「今日の話を聞いて、今後団員と協力しながら、リーダーとして活躍して欲しい。
教職員も防災士の資格を取得するようチャレンジしているので、みなさんも新しいことにチャレンジして欲しい」と結ばれました。
まさに今朝、山梨県では震度5弱、それから2時間後に和歌山県で震度5弱が観測されました。
地震はある日突然起こります。なにも準備・想定できていない人と日頃意識している人の差は、被害の差に結びつくかもしれません。
他人事だと考えず、自分の身の回りの点検から始めたいと感じました。
みなさん、お疲れさまでした。
20211203
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