おしらせ
令和6年松野町消防出初式
日時:令和6年2月11日(日)9時30分~
場所:松野町多目的広場(森の国ドーム)
2月11日(日)、森の国ドームにおいて松野町消防出初式が挙行され、渡邊広道団長以下98名が参集し、町内外からも多くの来賓の方々が出席されました。
初めに、令和6年能登半島地震において、犠牲になられた方々に対し、黙祷を捧げ、その後人員姿勢服装点検、機械器具点検が実施され、日頃の訓練の成果をご披露されました。
点検後は、消防活動に功績のあった団員に対して、県知事表彰をはじめとした各表彰伝達が行われました。
《表彰》
○愛媛県知事表彰 功労章 1名
○愛媛県消防協会長表彰 功績章1名、勤続章1名、規律章3名
○松野町長表彰 優良消防団員 8名
○松野町消防委員会表彰 優良分団 第1分団第3部
○消防団長表彰 精勤章(勤続30年)2名 (勤続25年)2名 (勤続20年)4名
(勤続15年)2名 (勤続10名)8名
観閲官訓示・講評では、坂本町長から「能登半島地震は南海トラフ地震を控える私たちには他人事ではない。水道、ライフラインが断たれた様子が連日報道されるのを観ると、私たちの町を暗示しているように思う。地震発生は食い止められないし、発生時刻も予測できないが、準備はできる。団員は何ができるのか、考えて欲しい。みなさんは地域の事情に精通しており、住民との絆もあるので率先して救助して欲しい。町民の期待に応え、誇りを持って活動にあたってほしい。それぞれの役割をみなさんは持っている。気持ちをひとつに!」とご挨拶がありました。
また、中畑保一県議から「災害発生後、消防の勇姿をテレビや報道で知るたび、感動の念に堪えない。みなさん、仕事・家庭の両立は大変だと思うが、これからも活躍を願う。」と祝辞が述べられました。
受章者を代表して、第1分団第3部 川内 武部長から「伝統ある消防団の一員として、一致団結して最善と尽くす。」と力強い謝辞が述べられました。
渡邊団長からは、「能登半島地震の報道に毎日歯がゆい思いをしている団員もいる。また、翌日に発生した海上保安庁と日本航空機の衝突・火災事故では5名の命が失われた。日本航空乗務員による18分の奇跡と呼ばれる全員脱出は、訓練の意味を知ることになった。これからも迷うことなく、精進して参る。」と謝辞がありました。
式典終了後は、会場を虹の森公園河川敷へ移し、一斉放水を実施しました。近くの橋や土手からは、多くの人が見学され、子どもたちの「おとうさーん、おとうさーん」とかわいい声援を背に放物線を描いていました。
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