おしらせ
津島高等学校への消防団PR訪問
実施日時:令和元年12月10日(火)
宇和島市消防団津島方面隊 佐野隊長以下、副隊長12名の正副分団長で、消防団のPRを目的に津島高等学校を訪問しました。
はじめに、佐野隊長から消防団の活動内容について、紹介がありました。
活動内容については、主に3つ。
①火災発生時の初期消火
②警報発令時の水防活動や避難の呼びかけ
③行方不明者の捜索
消防団員は、自営業や会社の従業員、市役所職員など各々の職業に就きながら、火災や警報発令時に緊急参集して災害に対応することとなるため、奉仕の精神が求められ、現在なり手が少なくなっております。
このような現状の中、「自分たちの地域は自分たちで守れるよう、卒業して社会に出たときは、是非消防団員となり一緒に街を守りましょう!」と生徒たちへ熱くメッセージを送りました。
佐野隊長の消防団活動の紹介の後、実技指導として火災発生時の消火活動訓練を2人一組で実施しました。
はじめに、愛媛県消防操法大会にも出場経験のある岩松分団の松浦分団長と畑地分団の宮本分団長が消火活動のデモンストレーションを行い、その後、生徒たちに、筒先を構えたり、ホースを展張したりと消火活動の体験をしてもらいました。
たくさんの生徒たちが体験していく中で、力強くまっすぐなホース展張を見せた松本くん!。全国大会へ出場する相撲部だけあって、身体の使い方がぴか一でした。
実技指導の後、「防災士」の資格を取得している小池くんが、生徒を代表してお礼のあいさつとして、
・地域に貢献できる人間になりたい
・みんなで防災知識を高めていきたい
・自分の命だけでなく多くの命を守れるよう、様々な活動に関わっていきたい
と、抱負を述べてくれました。
質疑応答(抜粋)
Q.消防団をやっていて良かったことはありますか?
A.良かったことより、しんどかったことのほうが多いというのが正直なところです。でも、そのしんどいことを地域の仲間と一緒に取り組むことで、責任感や連帯感が強くなります。消防団活動を通して、色々なことを達成できる喜びを感じられたことは幸せなことだと思っています。
Q.訓練は、どのくらいしますか?
A.普段は仕事があるので、毎日訓練するということはありません。定例的に行っているのは、季節ごとの訓練や出初式の訓練などです。ただ、操法大会の訓練となると厳しい訓練も行っています。大会が近づくにつれ、選手の練習頻度も多くなります。来年操法大会が開催されるため、現在選手が一生懸命練習しています。興味がある人は、是非見に来てくださいね!
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